クリプトFAQ

代表的な暗号資産とその違い

公開日2026年07月01日

ビットコインは、なぜ世界的に知られるようになったのでしょうか?

ビットコインは、最初に広く普及した暗号資産で、特定の企業や団体が管理したり止めたりできない仕組みを初めて実現しました。

また、発行量があらかじめ決まっていて、特定の組織の資金調達を目的としてつくられたわけではないという点も特徴です。

こうした中立性の高い仕組みと、独特な誕生の背景が注目され、世界中で広く知られる存在になりました。

ビットコインとイーサリアムは、どんな点が違うのでしょうか?

ビットコインは「価値を記録して送る」というシンプルな機能に特化して作られました。

一方でイーサリアムは、「アプリを動かすための土台」として設計され、プログラムを自動で実行できる柔軟な仕組みを持っています。

同じ暗号資産でも、ビットコインは“中立的なデジタル資産”、イーサリアムは“サービスを動かす基盤”といったように、目指している役割が大きく異なります。

イーサリアムは“アプリが動く仕組み”と聞きますが、どんな場面で使われることが多いのでしょうか?

イーサリアムでは、暗号資産の交換や貸し借りなどを自動で実行する DeFi(分散型サービス)のようなアプリをつくることができます。

あらかじめ決めたルールどおりに動き続ける“自動販売機のようなサービス”をつくれる点が特徴で、人の操作に頼らずに処理を進められる仕組みが活用されています。

イーサリアムとソラナは、どんなところが違うのでしょうか?

どちらもアプリを動かすことができる暗号資産ですが、設計の考え方が少し違います。

イーサリアムは「多くのアプリが動く共通の土台として発展すること」を重視し、幅広い開発者が参加する大きなコミュニティがあります。

一方、ソラナは「処理の速さ」や「手数料の軽さ」を重視して設計されていて、大量の取引を短時間で処理する場面に向いています。

それぞれに得意な分野があるイメージです。

暗号資産にはたくさん種類がありますが、どうしてこれほど数が多いのでしょうか?

暗号資産は、「送金を便利にしたい」「アプリを動かしたい」「特定のサービスに使いたい」など、目的に合わせてさまざまなプロジェクトが生まれた結果、数が増えてきました。

ただし、すべてが広く使われているわけではなく、役割や使われ方は暗号資産によって大きく異なります。

ステーブルコインは値動きが安定していると聞きますが、ほかの暗号資産と何が一番違うのでしょうか?

ステーブルコインは、価値が大きく変わらないように“安定を目指して設計された”デジタル資産です。多くの場合、銀行預金や短期の国債など、比較的安定した資産の価値に連動させる仕組みが使われています。

値動きの大きい暗号資産とは性質が異なり、「できるだけ価値を安定させること」を目的に使われる点が大きな違いです。

ビットコインが“デジタルゴールド”と呼ばれるのは、なぜなのでしょうか?

ビットコインは、発行量が最初から決められており、特定の誰かが勝手に増やすことのできない仕組みになっています。

こうした長期的な希少性の特徴が、金(ゴールド)と似ていると考えられることから、“デジタルゴールド”と呼ばれることがあります。

ビットコインと、イーサリアムやソラナのような“機能の多い暗号資産”は、用途にどんな違いがあるのでしょうか?

ビットコインは「価値をやり取りする」というシンプルな用途に焦点を当てています。

一方、イーサリアムやソラナは「アプリを動かす」「サービスを自動化する」といった幅広い動きを想定して設計されています。

同じ暗号資産でも、目的や仕組みによって使われる場面が異なります。

海外では暗号資産を支払いに使える場面もあると聞きますが、どのような暗号資産が使われることが多いのでしょうか?

国やサービスによって違いがありますが、支払いに利用される例があるのはビットコインやイーサリアムのほか、米ドルなどの価値に連動するステーブルコイン(USDC や USDT など)です。

どれが使えるかは国のルールやお店の判断によって大きく異なるため、世界共通の暗号資産が決まっているわけではありません。