過去の運用実績から振り返る米国株式と金の分散投資

運用開始から3年6ヵ月——「Tracers S&P500ゴールドプラス」は、この期間で積み上げた成果と特徴がより鮮明になってきました。本ページでは、設定来の実績データをもとに、株式×ゴールド(金)×レバレッジという独自の仕組みが、どのような実績をあげてきたのかを改めてお伝えします。

Tracers S&P500ゴールドプラス

ファンドの概要

米国株式と金に100%ずつ投資

当ファンドの投資対象は、長期的な成長が期待される米国株式(S&P500指数)と、リスク分散効果が見込まれる金の2つの資産。先物取引を活用し、それぞれに100%ずつ投資することで、投資元本の約200%に相当する成果をめざしています。例えば1万円を投資すれば、実質的に米国株式と金に1万円ずつ(合計2万円)投資しているのと同様の投資成果が期待できるのが、当ファンドの最大の特徴といえます。

設定来の動き

3年6ヵ月で基準価額は4倍超に上昇

当ファンドは、2022年8月の設定から3年6ヵ月で基準価額が約4.8倍となり、大きく成長してきました。2024年7~8月や2025年2~4月、2026年2月には調整局面もありましたが、米国株式と金の組み合わせによる分散効果もあり、全体としては上昇基調をたどっています。


米国株と金が堅調だった運用環境

当ファンドが米国株式や金を上回るパフォーマンスを示してきた背景には、投資効率を高めるための仕組みがあります。 例えば、米国株式と金に50%ずつ投資するバランスファンドの場合、その値動きは一般的に“両資産の騰落率の平均”となります。一方、当ファンドは米国株式と金のそれぞれに100%相当を投資する構造を採用しているため、値動きは“両資産の日々の騰落率を合わせたようなイメージ”となります。
こうした構造上、価格変動は大きくなる傾向がありますが、設定来では米国株式・金ともに上昇基調にあったことから、当ファンドは42ヵ月中34ヵ月でプラスを記録しました。

長期と足元の市場動向

市場変動下で見られた米国株式と金の違い

世界経済をけん引し、多くの有力企業を抱える米国株式は、長期的な資産形成において有望な投資先として広く活用されています。これに対して金は、市場に不安が広がる局面で選ばれやすく、近年はインフレ懸念や地政学リスクの高まり、中央銀行による買い越しといった構造的な需要の高まりを背景に注目度が高まっています。
このように性質の異なる米国株式と金は、それぞれ長期的に上昇傾向を示しており、当ファンドの設定以降、ともに堅調な動きを見せました。


金が牽引した2025年以降の市場

2025年は、米国の通商政策をめぐる不透明感から株式市場が不安定となり、上期には「トランプ関税ショック」と呼ばれる下落局面がありました。一方で、安全資産とされる金にはリスク回避の資金が流れ込みました。こうした変動はありましたが、年間を通じてみると米国株式・金のどちらも上昇したため、当ファンドのパフォーマンスもプラスとなりました。
2026年は金価格が大きく上下したことで、当ファンドの値動きも比較的大きくなっていますが、基準価額は依然として設定来の高値圏で推移しています。

長期投資のツールとして

米国株式を軸に、金を組み合わせるという選択

当ファンドは、米国株式や金に単独で投資する場合と比べて値動きの振れ幅は大きくなりますが、その一方で高いリターンを実現してきました。その良好なパフォーマンスへの評価が広がる中、2024年後半以降は純資産総額が大きく増加しています。
設定からの3年6ヵ月の間には、米国株式と金の双方が大きく変動する局面がありました。こうした環境に直面すると先行きに不安を感じる方が多くなる一方、米国株式の中長期的な成長性や、金の持つ構造的な需要の高まりなどに期待したいという方もいらっしゃいます。
今後も市場の変動の影響を受けて変動幅が大きくなる局面は訪れると考えられますが、「資産形成の軸を米国株式に置きつつ、分散効果の期待できる金も同程度組み合わせたい」とお考えの方にとって、手元の資金を効率よく米国株式と金に投資できる当ファンドは引き続き有力な選択肢となり得ると考えています。

米国株式(S&P500指数)とゴールドに100%ずつ投資する

Tracers S&P500ゴールドプラス

ファンドの特色

  1. 米国株式および金に分散投資を行ない、収益の獲得をめざします。
  2. 先物取引を積極的に活用し、信託財産の純資産総額の200%相当額の投資を行ないます。
  3. 購入時手数料はかかりません。
市況動向および資金動向などにより、上記のような運用が行なえない場合があります。

基準価額変動リスクの大きいファンドですので、ご投資の際には慎重にご判断ください。

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2026/03/17 作成