
日々「やっててよかった」と思える仕事
正確かつ迅速な対応が身上です
――今担当されている業務内容は?
機関投資家営業部で、地方の金融機関や年金基金へ私募投信の営業を行なっています。通常は大阪オフィスに勤務していて、大阪を起点に訪問できる関西のお客様が中心です。
――当社に入ったきっかけは?
新卒でメガバンクに入った時に同じような機関投資家向けの営業を担当していたのですが、組織が大きすぎることと人事異動が頻繁過ぎることから、機関投資家向けの営業という同じ仕事を長く続けていける環境をさがして、資産運用会社への転職を考え、ご縁があって入社することになりました。
――あなたにとって当社はどんな会社?
若手でも説得力があれば意見が聞いてもらえる会社だと思います。また、みなさんが営業だったり商品だったりそれぞれの分野でのプロフェッショナルで知識が豊富なので、自分もどんどん知識をアップデートしていかないと置いて行かれると感じています。

――これまで仕事で一番うれしかったことは?
お客様から“当社の商品の採用が増えている”と言われたことです。シニアなポジションの方から“最近若手が採用したいと稟議書をあげてくる商品が当社の商品ばかり”と言われたときに、やっててよかったとうれしくなりました。
――逆に一番くやしかったことは?
2012年に入社したのですが、当時は機関投資家に売れる商品の幅が狭くて、日本株の他にはアジアがちょっとしかなくて、お客様から「佐々木さんとは取引したいけれども、買いたい商品がありません」と言われてしまい、それは悲しくてくやしかったですね。今では海外の拠点でのケイパビリティを生かして商品の幅が広くなっているので、良かったです。今は満足してます(笑)。
――尊敬できる先輩はいますか?

ちょっと恥ずかしいんですけど、営業部の先輩達です。個性的な方が多いんですがその分みなさん営業スタイルが違っていて、ああ、こういうスタイルもあるんだな、と勉強になります。先輩達はみなさん適宜アドバイスしてくださいますので、助かっています。
――仕事をするうえで一番大事にしていることは何ですか?
ありきたりですが、嘘をつかないことと、早く対応することです。お客様に前に言われたことなのですが、営業というのは星の数ほどいて、毎日電話してきたり訪問してくる。でもその中から信頼できる営業担当者やいい商品を見つけ出すのは、何年運用担当者をやっていても難しい。そう言われまして、それ以来この二つを心掛けています。経験を重ねていっても、嘘をつかないこと(正確な情報をお伝えすること)と、早く対応することは基本だと思っています。
――これからどんなことにチャレンジしたいですか?

低金利時代も終焉を向かえ、機関投資家のお客様からはオルタナティブの商品の問い合わせが増えています。従来からの伝統資産の商品に加え、各種オルタナティブのラインナップを商品部等と相談し拡充していきたいと考えています。
――佐々木さんを一言で表すとどんな人ですか?
家族に聞いたんですが「イノシシみたい」と言われました(笑)。猪突猛進型ってことなんですが。でも、どんなにすばらしいことを考えたりアイデアを思いついたりしても、それをずっと外に出さないというか実行に移さない人って多いと思ってまして、それをどんどん実行するのは営業として大事なスキルの一つだと思っていますので、このままイノシシのように突き進んでいこうかと思います(笑)。
――オフの時間は何をしていますか?
小さな子供がいるので、日々子育てに奮闘しています。結婚してすぐ海外に住んだことがあるのですが、その時にコミュニケーションがうまく取れず、英語の重要性が身に染みたという経験から、家族でファミリーレッスンというやり方で英語を習っています。
――これから入社する人に一言アドバイスするとしたら?
当社は、出社とリモートワークのハイブリッドな働き方が出来る会社であり、子育てや介護が必要な人でも活躍出来る環境が揃っています。
若手も力を発揮できる会社なので、安心してトライしに来てください。
※2021年4月時点のインタビュー記事となります。