株式市場における物色動向に変化がみられる
2025年11月から2026年2月にかけて、米国の超大型ハイテク企業7社で構成されるM7(マグニフィセント・セブン)*指数は、大規模なAI(人工知能)関連投資の収益化に関する投資家の不安などを背景に、上値の重い展開となりました(図1)。また、同期間には、AIによる業務代替への懸念などから、ソフトウェア関連銘柄などが売られたほか、セクター別では、近年、株価上昇が顕著だった情報技術セクターのパフォーマンスが相対的に低調となりました。その一方で、素材やエネルギーを中心に幅広いセクターへの物色が確認され、投資家の注目分野に変化が生じたと考えられます(図2)。
米国株式市場を代表する超大型ハイテク企業7社(アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、エヌビディア、テスラ、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ)の総称。
小型株式やバリュー株式にも投資家の関心が拡がる
また、これまで相対的に出遅れていた小型株式やバリュー株式にも投資家の関心が拡がったとみられ、同期間には、大型株式やグロース株式を上回るパフォーマンスとなりました(図3、4)。このように、2025年11月~2026年2月の世界の株式市場では、これまで投資資金が集中してきた成長期待の高い一部の銘柄から、より幅広い銘柄に投資を分散させる動きがみられ、こうした変化が今後も継続するか、注目されます。
- ブルームバーグ・マグニフィセント・セブン指数(税引後配当込み、米ドルベース)、当該7銘柄に均等投資したとして算出された指数
- MSCI ACワールド指数、各セクターはMSCI ACワールド指数の各セクター指数を使用して算出(いずれも税引後配当込み、米ドルベース)。
- 小型株式:MSCI ACワールド スモールキャップ指数、大型株式:MSCI ACワールド ラージキャップ指数、バリュー株式:MSCI ACワールド バリュー指数、グロース株式:MSCI ACワールド グロース指数、世界株式:MSCI ACワールド指数(いずれも税引後配当込み、米ドルベース)
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